野菜炒め🥗2021.08.04
🌻8月4日🌻
〜今日の夕食メニュー🍚〜
◇野菜炒め🥗
◇豆苗ともやしドレッシング和え
◇ジェノベーゼパスタ🍝
◇冷やしラーメン🍜
🌱ジェノベーゼとは🌱
日本でも広く認知されているジェノベーゼソース(イタリア語では「ペスト・ジェノベーゼ」)はイタリアのリグリア地方発祥の伝統的なソースである。
最も有名な食し方はパスタと和えることで、リグリア地方ではトロフィエというショートパスタにジャガイモ、サヤインゲンを加えるのが伝統的。
パスタの他にもミネストローネスープに入れたり、フォカッチャやテスタイユ(リグリア地方伝統のしょっぱいクレープ)に塗って食したりすることもある。
またこのソースは「冷たい」ことが最大の特徴。
ジェノベーゼソースは大理石でできたすり鉢にバジル、松の実、ニンニク、粗塩、エクストラバージンオリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノとペコリーノ・ロマーノを入れてすり潰すため、火を使わず冷たいソースとなる。全て生の食材であるため、新鮮なバジルとチーズが合わさることで濃厚な風味が生まれる。
イタリアではジェノベーゼソースのことを「ペスト・ジェノベーゼ」と呼ぶ。上記のすり鉢で「すり潰す」行為をイタリア語でペスト、リグリア地方のジェノバという都市発祥のため2つを掛け合わせてペスト・ジェノベーゼと言われるようになった。
そんなジェノベーゼソースの歴史は1852年まで遡る。
エマヌエレ・ロッシという人物が書いた「真のジェノバ料理」という本にジェノベーゼソースのレシピが書かれていた。昔はニンニクを大量に使用したパスタソースがあり、ジェノベーゼソースはそのソースが派生した形と言われている。海の上で船員がパスタを食す際、栄養のためにニンニクを積極的に摂っていたという背景から、ジェノベーゼソースも以前はニンニクが大量に入っていた。
まずはニンニクをすり潰し、そして粗塩とバジルをペースト状になるまですり潰す。
松の実、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノを加えてすり潰し、最後にオリーブオイルを混ぜながら加える。
一見簡単なレシピのように思えるが、バジルは変色しやすい上に苦みが出やすいため新鮮なうちにすり潰すという作業が非常に難しい。そのためイタリア人もジェノベーゼソースは市販のソースを買うことが多い。また現在ではジェノベーゼソースをミキサーで作ったり、色んな食材を加えたりすることもあるが、伝統的なレシピの材料は全てがリグリア産である。
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